夢というもの

人は誰もが
じぶんの砂場みたいなものを
持っていると思う。

そこには
じぶんにとっての
すごい石や玉が
埋まっていて
人はそれを偶然の助けを借りつつ掘ってみたり
どかんとぶつかって出会ったりしながら
人生を歩んで行く。

宝さがしみたいなお楽しみに
みんながエキサイトするのは
人生がやはりそのようなものだから
じゃないかな。

わたしが感じるなかでは
その石は
ざりざりと姿を現しても
呆れるほどの土や殻に覆われていて
そうかんたんには
素の姿が見えてこないし

欠片になっていて
ぜんぶが揃うまでは
これとそれが繋がっているとは
夢にも思わなかった
なんてことが
多々ある…。

もちろん
幼いころから
神々しく
それがどかんとひとつ
砂場の表面に鎮座してる
という人もいるのかもしれないけれど。

いずれにしても
その石が
大きいから
光が強いから
ではなく
じぶんにとってのまさにその石だから

人は
その具現化にぞくぞくするのだと思う。